SNSの利用者の増加と共に増えているアカウントの乗っ取りや不正利用の話題。
特にフェイスブックでは名前や住所、さらにはクレジットカード番号まで登録している方もいると思います。
実際にそうした被害に遭われている方もいるようですので、事が起こる前にセキュリティ対策は万全にしておきたいところです。
実はフェイスブックには、追加で設定できるセキュリティ機能があり、誰でも簡単に利用することができます。
今回はその中の一つ、『セキュア接続』についてご紹介したいと思います。
まず、セキュリティ設定の場所に移動したいと思います。
ホーム画面の右上部、設定のマーク(赤枠)をクリックしてください。
表示される一覧から『アカウント設定』をクリックします。
アカウント設定に移動したら、画面左側メニュー内の『セキュリティ』をクリックします。
こちらが『セキュリティ設定』の画面です。
一番上の『セキュア接続』をクリックします。
『セキュア接続』ですが、これはセキュリティの一つで、サーバとブラウザ間の通信がSSLによって暗号化されて送受信できるようになる機能です。
この機能を利用していない場合、通常FacebookのWebアドレスは、『http://www.facebook.com』だと思うのですが、この機能を『オン』にすると頭の部分が『https://』といった表示に変わります。
『https』の表示は、あなたがフェイスブック上で行うアクティビティが暗号化されていることを表しており、第3者による『のぞき』や『なりすまし』を防ぐのに有効とされています。
つまり、クレジットカード番号とか大切な個人情報を安全にやり取りするために、必要なセキュリティ機能というわけです。
》セキュア接続の設定
では実際に設定をみてみましょう。
最近Facebookを始めた方ならデフォルトで『オン』に設定されていると思いますが、一応確認しておいたほうが良いと思います。
もし、『オフ』であった場合、チェックボックスにチェックを入れて『変更を保存』しておきましょう。
これだけでもずいぶんセキュリティレベルが上がると思います。
もし、『オフ』だった場合、セキュリティのためパスワードの入力を求められます。
入力枠にフェイスブックのパスワードを入力し、『送信』をクリックします。
『セキュア接続は現在移行中に設定されています』と表示された場合は、数分間待って画面をリフレッシュしてみましょう。
下の画像のように『オン』に設定されればOKです。
これで『セキュア接続』が設定できました。
フェイスブック上で行われる情報の交換は、可能なかぎり暗号化されてやり取りされることになります。
iPhone,Android機器からは、設定→アカウント設定→セキュリティ→セキュアな接続にチェックで設定できます。
『セキュア接続』は、個人情報を守る上で必要最低限のセキュリティとしてチェックしておいた方が良いものですので、知らないお友達がいたら教えてあげましょう。