一緒に設定しておくとかなりのセキュリティ対策に。ログイン通知と認証済み機器・進行中のセッションの確認

本日もFacebookの追加セキュリティ機能のご紹介ですが、今回は『ログイン通知』、『認証済み機器』、そして『進行中のセッション』についてです。

どういったときに役立つ機能かというと、例えば、他の誰かがあなたのＩＤやパスワードを手に入れたとします。そして、『認証済み機器』でないパソコンや携帯電話からあなたのアカウントにログインするたびに、あなたにお知らせが届く仕組みです。

フェイスブックでは、あなたが普段利用するパソコンや携帯電話などを登録しておくことできる機能があり、それを『認証済み機器』と呼んでいます。

認証済みでない機器からの利用があった場合に、あなたにお知らせをしてくれるのが『ログイン通知』というわけですね。

さらに今回は、合わせて『進行中のセッション』の確認方法もご紹介します。

知らない間にアカウントを使われていた、なんてことがないようにこれらのセキュリティ設定はぜひ確認しておきましょう。

それではセキュリティ設定画面へ移動しましょう。
ホーム画面右上の設定マーク（赤枠）をクリックします。

表示される一覧から『アカウント設定』をクリックします。

アカウント設定の画面に移動したら、画面左側メニュー内の『セキュリティ』をクリックします。

セキュリティ設定画面が開きました。
上から二番目の『ログイン通知』をクリックします。
※セキュア接続についてはこちら

『ログイン通知』はセキュリティ機能の一つで、この機能を『オン』にすると、あなたが今までに使ったことのないデバイス（パソコンや携帯電話、タブレットなど）から、あなたのアカウントへログインがあった場合にお知らせが送られてきます。

お知らせを受け取る方法を『メールアドレス』か『SMS/プッシュ通知』から選択することができます。
お知らせを受け取りたい方法にチェックを入れ、『変更を保存』をクリックすると設定されます。
※ＳＭＳ（ショートメッセージ）を受け取るためには携帯電話の登録が必要です。

解説では『メールアドレス』を選択します。

メールアドレスへのお知らせを設定した場合、下記のようなお知らせがフェイスブックから送られてきます。もし、覚えのない利用であった場合は、パスワードの変更などの対策が必要になるかと思いますので、メール内リンク（アカウントの安全を確保）からフェイスブックの指示に従ってください。

【補足】
この機能を『オン』にして、次回フェイスブックを利用する際に、利用しているデバイスを『認証済み機器』（後述）として保存するよう求められるかと思います。『認証済み機器』に登録することで、外部からの利用かどうか分かるわけですが、ネットカフェなど他ユーザーも利用するパソコンなどは『認証済み機器』として登録しないようにしましょうね。

認証済み機器の確認方法ですが、同じセキュリティ画面内『認証済み機器』（赤枠）をクリックします。

こちらが『認証済み機器』の画面です。
今までに使用されたデバイス（パソコンや携帯電話、タブレットなど）の種類と利用日（ログイン日）が記載されています。（Facebookアカウントを利用してログインしたアプリなどの表示もあります）

この中で覚えのないものがあれば、あなたがログインしたものでない可能性がある、ということです。自分でログインしたかどうか自信がなければ『削除』しておいて、再度ログインがあるかどうか確認するとよいですよ。

『認証済み機器』とともに、あわせて確認しておきたいのが『進行中のセッション』。
現在進行中のセッション、つまりリアルタイムで利用中のデバイスを確認することができます。

例えば、友達のスマートフォンを借りてフェイスブックにログインしたまま忘れていたりすると、現在もセッション中として表示されるわけです。
その場合、この画面でセッションを終了させることができるのです。

場所は『認証済み機器』の下にある『進行中のセッション』をクリックします。

こちらが『現在進行中のセッション』画面です。
一番上には現在進行中のセッションが表示され、下には最近のアカウントへのアクセスリストが表示されています。
各セッション右側の『終了』をクリックすると、セッションを終了させることができます。

複数のデバイスでログイン中の場合は、進行中のセッションは一つしか表示されず、他のデバイスは最近のセッションとして表示されるようです。
例えば、パソコンでログイン中（進行中）なら、iPhoneでのログインは最近のセッションとして表示されるということです。

【補足】
現在進行中のセッッション、最近のセッションで表示されているものが、あなたがアクセスしたものではない場合は、すぐにセッションを終了させましょう。他の誰かがあなたのアカウントにアクセスしている可能性があるためです。

表示は『アクセス日時』、『機器名』、『場所』、『デバイスタイプ』があり、場所名にマウスオーバーすると詳しいＩＰ情報が表示されます。

この機能のスゴイところは、進行中セッションの画面から、あなたのアカウントに関するセッションを強制終了させることができる点です。

下の画像は、試しに『最近のセッション』の中から、私のiPodのセッションを終了させたところです。
終了させるとすぐに、iPodの画面上に『セッションの有効期限が切れました』という表示が現れ、強制的にログアウトさせられました。

もし、他の誰かがあなたのアカウントを利用していた場合、再度ログインしなくてはならなくなるため、不正アクセスの防止に役立ちそうです。

最後に・・・

『認証済み機器』以外のアクセスがあったときに、『ログイン通知』を受け取ることができます。
その場合、『進行中のセッション』を確認することにより、覚えのないアクセスをよりはっきりと把握できそうです。
簡単な設定ですので、これらのセキュリティ対策はぜひやっておいた方が良いでしょう。