2014年6月6日金曜日

保存版!Facebook Messenger(メッセンジャー)使い方完全マニュアル・パート1(基本機能編)



















Facebookのメインアプリからメッセージ機能を切り離していく方針を明らかにしたFacebook。確かに最近、Facebookメッセンジャーアプリに多くの変更が加えられ、単独のアプリとしてますます利用価値が高まってきました。


しかしながら、色々と変更が多くてついていけない、今はどんな機能が使えるの?、そんな声も聞こえてきそうです。


当サイトでは、これから2回に分けて、Facebookメッセンジャーアプリの利用方法を解説していきたいと思います。1回目の今回は、メインとなるチャット機能を紹介していきます。
(解説はAndroid4.2を利用)



Facebookメッセンジャーって何ができるの?



『そもそもFacbookのメッセージアプリって何ができるの?』という方のために、まずは簡単に機能を紹介します。※以下、Play Storeより転載です。


【機能】

Facebookを開くことなくメッセージをチェック。
グループチャットで複数の友達と同時にやり取り。
スタンプを使用して楽しくメッセージを送信。
写真をプライベートメッセージで送信。
チャットヘッドを使用して、他のアプリを使用中でもチャットを継続。
Facebook上で友達でなくても、携帯電話の連絡先にメッセージを送信。
位置情報をシェアして近くにいる友達とやり取り。
ボイスメッセージを録音。
相手がメッセージを開封したかを確認可能。
Messengerを利用している友達やFacebookでオンラインの友達をチェック。
ログインを維持して、メッセージを見逃さずにチェック。
仕事中や就寝中、休憩したい時にお知らせをオフにできます。


Facebookメッセンジャーが便利な点は、メインであるFacebookアプリを開かなくても、メッセージだけすぐに利用できるということ。そして、最近加わった通話機能での無料通話。電話番号やメールアドレスを知らない友達がいても、とりあえずFacebookのアドレスだけ知っていれば、メッセージを送ったり、電話したりすることができる、ということです。


【補足】

メッセージアプリを利用すると、知らない人からも電話がかかってくるの?・・・という心配をしている方もいるかと思います。その対策として、様々な記事が書かれていますが、一番の対策は、今後知らない人からの友達申請はOKしないことをお勧めします。もし、すでに友達なら、友達リストからそっと削除しておくのも一つの手だと思います。(削除やブロックをしても相手には伝わりません)



Facebookメッセンジャーのインストール



まずはFacebookメッセンジャーをインストールしましょう。AndroidならPlayストア、iOSならApp Storeから、それぞれ『Facebookメッセンジャー』と検索します。『Facebook Messenger』と英語で表示されていますのでインストールしましょう。


以下のリンクからもそれぞれのストアに移動できます。(アプリの利用は無料ですが、ご利用の環境によりデータ通信料がかかります)

https://ja-jp.facebook.com/mobile/messenger



アプリのインストール後、Facebookのアカウントでログインをしましょう。メールアドレスもしくは電話番号、そしてパスワードを入力し、『次へ』をタップします。


※初めてFacebookを利用する場合は、先にアカウント登録を行う必要があるため、画面下部に見える『Facebookを使っていない場合』のリンク先から、アカウントの作成を行いましょう。




次に、以下のような画像が表示されますが、これは、「あなたの携帯電話に登録してある連絡先とFacebookアカウントを同期しませんか?」という意味です。

すべての連絡先(友人や仕事先の知人など)と同期され、連絡を取りやすくなる半面、Facebookへの招待メールや友達リクエストの送信など、あまり好ましくない状況も発生することもありますので、ここではスキップし『後で』を選択します。


Facebookでは、Lineのように電話番号さえわかれば相手にメッセージを送ることができます。そのため、電話番号の確認を促しています。(電話番号は自分で変更しない限り非公開設定です)

例えば、あなたの電話番号だけを知っている友達が、電話番号であなたを検索して、メッセージを送信できる、ということですね。

解説では『後で』を選択していきます。




再度、電話番号の追加を促してきますが『スキップ』します。(電話番号の追加は後から変更できます。)




最後に『次へ』を選択すると、アプリを利用開始できます。




チャット画面の使い方


それでは実際にチャット画面を見ていきましょう。アプリを開くと、友達の一覧が表示されますので、チャットを始めたい友達をタップします。一覧の中に友達がすぐに見つからない場合は、右上の検索マーク(赤丸)を利用して、友達を検索することもできます。




プロフィール画像の右下に見える各アイコンの意味ですが、青のロゴはFacebookメッセンジャーアプリをインストールして使っている人です。そして、灰色のロゴは、FacebookアプリやPCなどからFacebookを使っている人です。














こちらがチャット画面です。左側がAndoroid版、右側はiOS版ですが、利用できる機能に違いはほとんどありません。画面の下の方にあるアイコンをそれぞれタップすることで、メッセージを書いたり、スタンプを送ったりすることができます。


では、チャットのメイン機能であるアイコンを一つずつ見ていきましょう。
























メッセージの入力
一番左端の『Aa』のアイコン、もしくは入力枠をタップすると、メッセージを入力することができます。




入力枠の右側に見える小さなマーク(赤丸)をタップすると、文章の中に色々な絵のアイコンを挿入することができます。スタンプとは違った使い方ができそうです。





さらにその右側に見えるアイコンをタップすると、タブレットやスマートフォンの位置情報サービスを利用することができます。これを利用するには、あらかじめ利用しているデバイスの位置情報サービスを『オン』にしておかなければなりません。


Android設定アプリの項目内にある位置情報アクセス『Wi-Fi/モバイル時の位置情報』をオンにする。

iOS→設定プライバシー位置情報サービス『Messenger』をオンにする。




下の画像は、位置情報サービスをオンにして投稿したものです。通常、投稿したメッセージを軽くタップすると、投稿された日時のみ表示されますが、位置情報サービスをオンにして投稿すると、地図も一緒に表示されるようになります。さらに、この地図をタップすると、Googleマップなどの地図アプリが立ち上がり、詳細な位置情報を確認することもできます。





【補足】

送信したメッセージを友達が読んだのかどうか、気になるところだと思います。下の画像(右側スタンプ)のように、相手がメッセージを確認した場合、最新のメッセージの下に『○○に開封』と日時が表示されます。逆にここに何も表示されていなければ、まだ相手はメッセージを読んでいない、ということになります。各メッセージの投稿された日時など、詳細な情報を確認したい時は、メッセージやスタンプを長押しし、『詳細』から確認することができます。



インスタントカメラ機能

次に、最近追加されたばかりのインスタントカメラ機能についてです。カメラの撮影画面内のボタンをタップすると、瞬時に写真や動画を投稿できるようになりました。(2014年6月13日追記)

【写真の投稿】
カメラのアイコンをタップすると、下の方に撮影画面が表示されますので、真ん中にあるボタンをタップすると同時に写真が投稿されます。(カメラの向きを反転させるには、左端に見えるマークをタップします)


手間をかけずに写真をどんどん投稿したい、加工なしでリアルタイムの投稿をしたい場合などに役立ちそうです。※Android版ではカメラの写りが悪かったのですが、iOS版では普通に撮影できました。機種により差がありそうです。





こちらも最近加わった機能ですが、投稿した画像の右下に見えるマークをタップすると、簡単に他の友達に転送することができます。(バージョン6.0より画像の横にアイコン移動)






転送先の友達を選択すると『○○さんにこれを送信しますか?』と表示されますので、『はい』を選択すると、先ほどの画像を簡単に転送することができます。この機能を使えば「これ、いいな」と思った画像を、他の友達にもすぐにシェアすることができますね。







【動画の投稿】

以下、先日(2014年6月12日)追加された機能ですが、インスタントカメラ機能から、写真だけでなく動画も投稿できるようになりました。先ほどと同じように、インスタントカメラのボタンをタップします。※解説はiOS使用しています。






動画を投稿するには、真ん中に見える『送信』ボタンを長押します。ボタンを長押し中は動画を撮影し、離すと投稿されます。

最大15秒ほど撮影することができます。撮影を途中でキャンセルするには指をスワイプします。(指をずらすと撮影が解除されます)





動画が投稿できました。ボタンを1,2回押すだけのステップで、簡単に動画を投稿できます。




画像・動画の投稿

次に、インスタントカメラ機能を使わずに、今まで通りの方法で画像や動画を投稿する方法についてです。真ん中のアイコンをタップします。※動画に関しては、機能としてまだ新しく、現在のところiPhone(iPod Touch第4世代確認ずみ)と一部のAndroidのみ利用できるようです。(2014年6月初旬)



投稿したい画像や動画を選択し、右下のボタンをタップして投稿します。(左下に見えるカメラマークをタップすると、通常のカメラ枠を使って撮影することができます。)
※動画の場合、長押しして投稿前に内容を確認することができます。

試しに投稿してみましょう。





無事に投稿できました。画像や動画を編集した後で投稿する場合は、こちらから投稿しましょう。




【補足】
補足情報ですが、投稿した画像や動画、メッセージを長押しすると、ウィンドウが表示され、画像を保存したり、メッセージをコピーしたりすることができます。※動画は保存できません。


『詳細』を選択すると、メッセージやスタンプが投稿された日時を確認することができます。


ただし、『削除』はこちら側で行っても、相手側では消えることはありません。つまり、一度送ってしまったメッセージは、削除した後も相手には読まれてしまう、ということです。




スタンプ機能

次は、すでにおなじみかと思いますが、スタンプ機能についてです。真ん中辺りにある顔のアイコン(赤丸)をタップすると、これまでにダウンロードしてあるスタンプの一覧が表示されます。

あとは好きなスタンプをタップするだけで投稿されます。色々な表情のスタンプがありますので、タイピングしなくてもスタンプだけで会話ができてしまいます。


スタンプが表示されていない、また種類が少ないという方は、左側にある買い物カゴのアイコンをタップすると、スタンプストアに移動できます。





スタンプストアでは、右側にあるボタンを押して、好きなスタンプをダウンロードします。すでに持っているものは、チェックマークが表示されます。


スタンプはすべて無料で、種類もよく更新されていますので、時々見に来ると良いかもしれません。





【補足】
友達が送信してきたスタンプで、もし、気にいったものがあれば、わざわざスタンプストアで探さなくてもダウンロードできるようになりました。

気に入ったスタンプを長押しして表示されるメニュー内から、『パックを表示』を選択すると、ダウンロード画面に移動し、直接ダウンロードできるようになりました。※Androidではまだ確認できず、iOS(バージョン6.1.6)で表示できました。




ボイスメッセージ機能

次にボイスメッセージ機能についてです。無料通話ができるようになったので、使用頻度は減ったかもしれませんが、相手が通話できるできないにかかわらず、音声メッセージを残すことができるので、まだまだ利用価値があります。また、タイピングの必要がないのも便利なところです。

右端のマイクのアイコンをタップすると、下の方に赤い録音ボタンが表示されますので、ボタンを押しながらメッセージを録音します。ボタンを離すと自動で投稿されます。




投稿されたメッセージを聞くには、メッセージを一度タップすると再生されます。




【補足 いいね!ボタン】
一番右端に見える『いいね!』のアイコンにお気づきでしょうか。アプリのバージョン6.0より、この『いいね!』ボタンがいつでも使えるようになり、さらに『ビッグいいね!』機能が付きました。

ボタンを押している間、『いいね!』のサイズが大きくなります。サイズも3段階ほどに分かれているので、使い分けができそうです。




無料通話機能


最後に、追加されたばかりの『無料通話機能』についてご紹介します。画面右上に見える受話器のアイコンをタップすると、今チャットしている友達と通話を開始することができます。


アイコンが青の時は通話が可能になります。灰色の時は通話できない状態です。






通話中は下のような画面となります。真ん中にある受話器(青丸)を押すと通話を終了することができます。


その下に見える三つの小さなアイコンは『スピーカー』、『ミュート』『画面の切り替え』となっています。


『スピーカー』を押すと、スマートフォンを利用している方は、スピーカーを通して相手と会話できるようになります。複数で会話する時に便利です。


『ミュート』は相手にこちらからの音が聞こえないように音を消すことができます。





『画面の切り替え』を押すと、通常のメッセージ画面に切り替わります。画面上部の『タップして通話に戻る』の部分をタップすると、元の通話中の画面に戻ることができます。

【補足】

この『画面の切り替え』中は、例え通話中であっても、その他の作業を行うことができます。他のアプリを使っても通話は切断されません。これならスピーカーで会話をしながら他の作業もできますね。





下の画像は着信時の画面です。通常の電話と同じように、緑の受話器をタップすると通話を開始、赤をタップすると通話の拒否ができます。





【補足】
FacebookメッセンジャーやFacebookアプリの利用中は、いつでも友達同士で電話をかけることができます。ただし、今回試した中では、iOSはアプリの利用中でなければ電話は受けることができませんでした。逆にAndroidの場合、アプリを利用中でなくても通常の電話と同様にかかってきます。(メモリ解放系のアプリを利用してもメッセージアプリそのものが再起動し効果ありませんでした)どうしてもアプリを電話と同様の扱いをしたくない方は着信設定をバイブにしておくなどの対処が必要かと思います。





最後に・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます。 これで一通り、Facebookメッセンジャーのチャット画面の主な機能を紹介しました。新たに加わった『無料通話』により、Lineなどの他メッセージアプリとほぼ同様の使い方ができるようになりました。

Facebookアプリを開かなくても、すぐに友達と連絡の取れるメッセージアプリは本当に便利です。まだ利用していない人はぜひ一度お試しを。

そして、次回の第2弾では、Facebookメッセンジャーのチャットヘッドの設定やグループの作り方、詳細な設定画面の利用方法など、解説したいと思います。
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