2014年6月28日土曜日

第二弾!Facebook Messenger(メッセンジャー)使い方完全マニュアル・パート2(詳細設定編)


















前回の記事では、Facebookメッセンジャーのメイン機能であるチャット画面での基本的な使い方を解説しました。『Facebook Messenger使い方完全マニュアル・パート1


パート2である今回は、チャット画面での設定メニュー、アプリの主機能であるグループの利用とその設定、そしてアプリのオプション設定について解説していきたいと思います。
※解説では主にタブレット(Android4.2)を使用しています。


目次:


  1. チャット画面での設定   
  2. グループの作成・利用
  3. Messenger利用者一覧・オンライン中の友達一覧
  4. アプリのオプション設定


チャット画面での設定



まずはチャット画面での設定について見ていきましょう。Facebookメッセンジャーを開き、友達一覧の中からチャットを開始したい友達を選びます。





チャット画面が開きました。画面右上に見えるメニューアイコンをタップして、チャット画面における各種オプション機能を見ていきましょう。(スマートフォンの方は本体にあるメニューボタンを押します)




以下のメニューが表示されますので、上から一つずつ見ていきましょう。































1.お知らせをミュート

『お知らせをミュート』は特定の友達からのお知らせをオフにすることができます。(すべてのお知らせをオフにするにはオプション設定から)


通常、お知らせを受け取る設定にしていると、音が鳴ったり、下のようなチャットヘッドが表示されて、メッセージの受信をお知らせしてくれます。




『お知らせをミュート』をタップすると、下のようにウィンドウが表示されます。この機能は、特定の友達(特定のスレッド)から何かメッセージが届いても、設定した時間の間は、何もお知らせをしないようにすることができます。設定できる時間は、『1時間』、『8:00まで』、『再びオンにするまで』の3つから選択できます。

【補足】
ここでいう『スレッド』(thread)とは、共通の話題に対しての発言などがまとめられたものを指します。掲示板やまとめサイトなどで『スレ』と略したものを見かけますよね。Facebookでは特定の友達との会話を一つの『スレッド』としてとしており、例えば、グループごとのスレッドに名前を付けたりして、保存しておくことができます。





解説では『1時間』で設定してみました。すると、『~までオフになっています』とのメッセージが、画面上部に表示され、この友達からのメッセージのお知らせをしない設定になりました。時間内にミュートを解除したい場合は、右端に見える『オンにする』から解除できるほか、先ほどのメニュー内から『お知らせのミュートを解除』を選択しても解除できます。

ミュート中は、ミュートを設定した友達からメッセージを受け取ってもまったくお知らせされません。(他の友達からは受け取る)会議や何か集中して作業をしたいときなどに役に立つかもしれません。(Android機器への無料通話はかかってきてしまいますので、バイブ設定など対策が必要です)

ただし、ミュート中であっても、チャット画面を開いたりすれば、あなたがメッセージを見たことが相手に伝わりますのでご注意を。




2.チャットヘッドを開く

次に、『チャットヘッドを開く』を選択すると、下の画像のように、友達とのチャット画面が別ウィンドウで開かれます。画面上部のプロフィール画像(赤丸)をタップすることで、チャット画面を簡単に閉じたり開いたりすることができます。





下の画像はチャットウィンドウを閉じた状態です。再度、チャットを開始したいときは、友達の画像(チャットヘッド)をタップするだけです。終了させたいときは、チャットヘッドを指で画面の真ん中あたりに移動させると終了できます。(チャットヘッドそのものをオフにするにはオプション設定から)





3.タイムラインを見る

次に『タイムラインを見る』についてです。これを選択すると、その友達のタイムラインへと移動します。もし、メインアプリであるFacebookアプリを利用しているのならFacebookアプリから、そうでない場合は、下の画像のようにブラウザーからタイムラインへ移動することになります。



4.ショートカットを作成

次に『ショートカットを作成』についてです。『ショートカットを作成』をタップすると、下の画像のように、友達の画像のショートカットアイコンが作成されます。(似ていますがチャットヘッドではありません)これをタップすると、チャットヘッドウィンドウを直接開くことができます。





チャットヘッドとの違いは、他のアプリのアイコンと同様の扱いができることです。下の画像では、ショートカットアイコンを他のアプリの位置と入れ替えたところです。チャットヘッドが固定できず決まった位置を持たないのに対し、ショートカットではこのように固定して使用することができます。いつも決まった相手とチャットすることが多い人には便利な機能かもしれません。





5.地図を表示

次は『地図を表示』についてです。これをタップすると、自分やチャット中の友達の位置情報が地図上に表示されます。ただし、事前にスマートフォンやタブレットの位置情報サービスをオンにしておく必要があります。

Android設定アプリの項目内にある位置情報アクセス『Wi-Fiモバイル時の位置情報』をオンにする。
iOS設定プライバシー位置情報サービスをオン『Messenger』をオンにする。

お持ちのデバイス本体の位置情報サービスがオンになっていると、メッセージ入力欄の右側にあるアイコンをオンにすることができます。(オフの時はアイコンが灰色で表示されています)












『地図を表示』をタップすると、下の画像のように、位置情報を地図で確認することができます。友達が今どこにいるのか、これならすぐにわかります。

位置情報サービスをオンにしていなかった場合や、スレッド内に位置情報サービスを含めたメッセージがない場合(例えば、会話を始めたばかりだったり、スタンプしかなかった場合です)は、地図は表示されません。





6.削除

次にスレッドの『削除』についてです。『削除』を選択すると、『このスレッド全体を削除しますか?』と表示されます。『スレッドを削除』を選択すると、表示中のスレッド(チャット中の)が削除されます。

例えば、必要のなくなったグループでの古いスレッドなどは、削除してもよいかもしれませんが、一度削除をすると、復活させることはできませんのでご注意を。





7.画像検索

次に『画像検索』についてです。『画像検索』を選択すると、下の画像のように、画面上部に検索枠が表示されます。検索したい内容を入力し、右側に見える検索ボタンを押します。

画像の検索結果が下に一覧表示されますので、チャットへ投稿したい画像を選択します。(下の方に見える『次へ』を押して、検索結果のページを切り替えることができます)





検索した画像をチャット内に投稿することができました。わざわざブラウザを開いて画像を検索して保存して・・・・といった手間が省けて便利な機能です。





8.問題を報告

最後に『問題を報告』についてです。Facebookではアプリなどのバグ、不具合の状況などの報告を受け付けています。例えば、メッセージアプリを利用中に、何かおかしな不具合が生じたりした場合は、『問題を報告』を選択し、不具合についての内容と、その問題が起こる手順を入力し報告することができます。

下の画像は、自動でスクリーンショットが添付されています。画像を添付したくない場合は右側に見える×ボタンで削除できます。

最後に右上の『送信』を押すことで、内容を報告することができます。普段、あまり用のない機能ですが、アプリの機能向上のため、何か不具合など見つけた場合は連絡するとよいかもしれません。





【補足】
すでにご存じの方もいるかと思いますが、チャット画面メニュー内に、携帯番号が表示されることがあります。これはチャットをしている友達が携帯番号をFacebookに登録しており、さらに公開設定を''友達''以上に設定している場合に表示されます。

ここで一つ注意したいのは、メッセンジャーアプリを利用開始する際、アプリに携帯番号の登録を促されますが、メッセンジャーアプリ内でこの公開範囲を変更することができません。(2014年6月現在)

公開範囲を変更したい場合は、Facebookアプリ(メインアプリ)もしくはブラウザーからログインして変更する必要があります。携帯番号を初めて登録した場合、非公開設定になっていると思いますが、一度確認しておいた方がよいかもしれません。

タイムライン基本データを編集連絡先情報の欄で『編集』右側に見える公開範囲の変更タブ




グループの利用


ここまでに、チャット内メニューについての解説が終わりましたので、次は『グループ機能』について解説していきます。Facebookメッセンジャーでは、簡単にグループ機能を利用することができます。ここでできることは、①グループの作成、②既存のグループの利用です。

①新しいグループの作成

まずは一番上にあるメニューからグループのアイコンを選択します。新しいグループの作成画面が表示されます。画面中央にある『新しいグループを作成』をタップします。



グループ作成画面に移動しました。画面上部にある入力欄に、グループの名前、追加したいメンバーの名前を入力します。

画面左上に見えるカメラマークをタップすると、グループ用の写真撮影したり、スマートフォン内にある写真をアップロードしたりすることができます。最後に画面右上にある『グループを作成』をタップします。



グループを作成することができました。作成したグループは画面上に固定され、いつでもアクセスできるようになります。さらに新規でグループを作成したい場合は、下の画像右上に見えるグループアイコンから作成します。

②既存グループの固定

既存のグループを画面上に固定したい場合は、画面右上に見える押しピンのアイコンから行います。



今までに作成されたグループの一覧が表示されています。一覧の中から固定しておきたいグループを選択します。グループ名がわかっている場合は、右上に見える検索ボタンから検索することもできます。

【補足】
ここに表示されているのは、きちんと名前を付けて作られたグループだけでなく、例えば、数人の友達にメッセージを送っただけのチャットグループなども表示されています。ですので、すべてのグループに名前がついているわけではありません。


選択したグループがピン止め(固定)されました。よくアクセスするグループは、この一覧に加えておくと便利です。



グループの右上にあるメニューアイコンをタップすると、メニューが開きます。以下、メニューの内容です。

・グループの固定グループの固定を解除
・チャットヘッドを開くグループのチャットヘッドを開く
・お知らせをミュートこのグループからのお知らせをオフ
・ショートカットグループのショートカットを作成




Messenger利用の友達一覧・オンライン中の友達一覧




次に、『Messenger利用の友達・オンライン中の友達の確認』についてです。こちらでは友達の一覧を、メッセンジャーを利用している友達とオンライン中の友達とに分け、それぞれ確認することができます。

画面は『Messenger』と『オンライン』の二つに分かれています。まずは『Messenger』の画面について解説していきます。


Messengerについて

『Messenger』の項目では、相手がオンライン・オフラインに関わらず、メッセンジャーアプリをインストールしている友達の一覧を確認することができます。

チャットしたい友達がすぐに見つからない場合は、右上にある検索ボタンを使って友達の中から検索できます。また、電話番号しか知らない相手でも、右上の+ボタンを利用して検索することができます。



+ボタンをタップすると、電話番号で特定のユーザーを検索し、連絡先に新たに追加することができます。

Facebook上で友達でなくても、あなたが電話番号を知っている相手であれば、登録が可能であり、メッセージも送ることができます。

【補足】
先ほども書きましたが、携帯番号の公開範囲は自由に設定できます。特定の友達だけに見せたくない場合、例えば、番号を見せたくない友達のリストを作り、そのリストの友達だけに見せないようにすることも可能です。ただし、友達リストの作成は、今のところタブレットやデスクトップからしかできないようです。『PCからのカスタムリストの作成方法



右側に見えるアイコン(赤丸)をタップすると、メニュー一覧が表示されます。『チャットヘッドを開く』、『タイムラインを見る』はチャット画面の解説で紹介しましたので、ここでは省きます。

『連絡先情報』をタップすると、別ウィンドウが開き、名前、タイムラインへの移動、オンライン状況などが確認できます。電話番号を公開している人は、ここにも表示されます。



下の画像右上のあたりに小さく表示されている『編集』をタップすると、『お気に入り』を編集することができます。

【補足】
友達一覧を下へスクロールしていくと分かりますが、上部に『お気に入り』、その下には、あいうえお順で友達が一覧表示されています。『お気に入り』を編集することで、よくチャットを行う友達を、常に画面上部に固定することができます。



『お気に入り』の選択画面です。左側の+ボタンを押して、『お気に入り』に加えたい友達を選択していきます。



右側に見える3本ラインのボタンをタップしたままドラッグすることで順番の変更もできます。『お気に入り』から外したい場合は、左側の×ボタンを押します。最後に『保存』をタップします。


順番の変更ができました。よくアクセスする順番で並べておくと便利です。



オンライン表示について

次に、右側に表示されている『オンライン』についてです。先ほどの『Messenger』アプリ利用者の一覧とは異なり、こちらには、現在オンライン中の友達一覧が表示されます。

画面右側に見える『モバイル』、『ウェブ』の意味は:
モバイル→Facebookメイン(公式)アプリ、もしくはFacebook Messengerなどのモバイルアプリからアクセス中(オンライン中)。
ウェブ→Webブラウザーからのアクセス中(スマートフォンであっても、Safariなどのブラウザーからアクセスしていればウェブと表示されるようです)



画面右上の『オン』と表示されているボタンでは、チャットのオン・オフを設定することができます。チャットの設定をオフにすると、例え、あなたがアプリを利用していても、友達に対してオフラインとなり、オンラインの一覧には表示されなくなります。オフラインになっても、いつも通りにメッセージは受信します。



ボタンをタップすると、オフになりました。オンにしたい場合は、再度ボタンをタップするだけです。下の画面内にも書かれていますが、オンライン中の友達をチェックしたい場合は、あなたもオンラインにする必要があります。



【補足】
下の画面のように、Facebookでは○○分前にオンライン~といった表示があります。これは、例えチャットをオフに設定していても、オンラインしていた最後の時間が表示されます。オンライン時間を他の人に見せたくない方もいると思いますが、今のところ(2014年6月)、この表示をなくす方法は見つかりませんでした。(設定→アプリのオンライン状況のチェックを外したり、特定の友達とのチャットをオフにする方法など試しましたが、効果がありませんでした)
(※画像はiOSです)





アプリのオプション設定



最後に、『アプリのオプション設定』についてです。歯車のアイコンをタップすると、アプリの設定に関するメニューが表示されます。

  • チャットのオン・オフ
『Facebookチャット』の右側にあるチェックマークを外すと、チャットをオフにすることができます。チャットをオフにすると、友達に対し、オンライン表示されなくなります。


  • お知らせ
次に『お知らせ』についてです。ここでは、アプリ全体のお知らせのオン・オフの設定ができます。また、バイブレート設定や着信音など詳細な設定もここで行います。

  • 通知プレビュー・・・メッセージ受信時のお知らせに、名前とメッセージを表示(チャットヘッドからも名前とメッセージを表示)
  • バイブレート・・・バイブレートのオン・オフ
  • ライト・・・受信時に携帯電話のライトでお知らせ
  • サウンド・・・メッセージ受信音のオン・オフ
  • 着信音・・・メッセージ受信音の選択(メニューから選択)
  • 無料通話着信音・・・無料通話の着信音の選択(メニューから選択)
  • 無料通話受信時のバイブ・・・読んだ通りです。


右側の画像、一番上にある『お知らせ』をオフにすると、すべてのお知らせをオフにすることができます。『
1時間』、そして翌朝の『8:00まで』の2つから選択できます。(通話は受信します)



  • チャットヘッド
続いて『チャットヘッド』の設定です。ここでは、チャットヘッド機能のオン・オフの設定ができます。下の右側の画像、一番上のスイッチで切り替えます。オフにした場合、メッセージが届いても、チャットヘッドが開かれることがなくなります。

『全画面でアプリ使用中は非表示にする』は、何か他のアプリを全画面で利用中に、チャットヘッドを表示させるかどうかです。オフにすると、いつでもチャットへッドでお知らせを表示します。

『通知トレイからチャットを開始する』をオンにすると、アプリの利用に関わらず、携帯やタブレットの通知トレイ内に、チャットへッドを開始するタブが常駐します。これをタップしてチャットへッドへアクセスすることができます。

【補足】iOS機器では、Facebook公式アプリ内でチャットヘッドは機能しますが、Messengerでは機能しません。



  • 位置情報
『位置情報』についてです。こちらのチェックボックスがオンになっていると、メッセージを送る場合、デフォルトで位置情報を送信できる状態にあります。(あらかじめデバイス内の設定で位置情報サービスをオンにしておく必要があります)

位置情報はまったく送りたくない、という方はここでオフにしておきましょう。特定の友達とは位置情報のやり通りをしてもよい、という方はオンのままで、メッセージを打つ際に、入力欄(右側)にある位置情報サービスのオンとオフを個別に切り替えるとよいかと思います。



  • インアプリサウンド
『インアプリサウンド』は、メッセージアプリを利用中、メッセージを送ったり、受け取ったりする際の音の設定です。特に必要ない方はオフにしておきましょう。



  • 連絡先の同期
次に『連絡先の同期』についてです。同期を行うと、スマートフォンの連絡先がFacebookと同期され、友達一覧に表示されるようになります。これで、Facebook上で友達でない人にも、メッセンジャーからメッセージを送ることができるようになります。

※スマートフォンに登録してあるすべての連絡先が同期されるため、『Facebookで繋がりを持ちたくない人まで一覧に追加されて困るよ~』という方は同期しない方がよいかもしれません。

同期をオフにしたい場合は、もう一度『連絡先の同期』から行えます。




携帯からインポートした連絡先の確認・削除は、以下のリンクから行うことができます。『インポートした連絡先の削除

インポートした連絡先一覧の画面に移動したら、真ん中辺りにある『すべて削除』をタップするとインポートした連絡先が削除されます。


  • スタンプストア
最後は『スタンプストア』についてです。チャット画面から直接スタンプストアに移動もできますが、こちらのオプション画面からも移動できます。ストアに移動後、好きなスタンプをダウンロードすることができます。(スタンプは無料です)


最後に・・・

とても長くなりましたが、これでFacebook Messengerアプリについての解説は終了です。前回に『パート2を書く』と言ってから、結構時間がかかってしまいました。(記事の量でいえば、3、4記事分はありそうですがw)


最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。この記事がFacebook生活に役立つことを願っております。

2014年6月6日金曜日

保存版!Facebook Messenger(メッセンジャー)使い方完全マニュアル・パート1(基本機能編)



















Facebookのメインアプリからメッセージ機能を切り離していく方針を明らかにしたFacebook。確かに最近、Facebookメッセンジャーアプリに多くの変更が加えられ、単独のアプリとしてますます利用価値が高まってきました。


しかしながら、色々と変更が多くてついていけない、今はどんな機能が使えるの?、そんな声も聞こえてきそうです。


当サイトでは、これから2回に分けて、Facebookメッセンジャーアプリの利用方法を解説していきたいと思います。1回目の今回は、メインとなるチャット機能を紹介していきます。
(解説はAndroid4.2を利用)



Facebookメッセンジャーって何ができるの?



『そもそもFacbookのメッセージアプリって何ができるの?』という方のために、まずは簡単に機能を紹介します。※以下、Play Storeより転載です。


【機能】

Facebookを開くことなくメッセージをチェック。
グループチャットで複数の友達と同時にやり取り。
スタンプを使用して楽しくメッセージを送信。
写真をプライベートメッセージで送信。
チャットヘッドを使用して、他のアプリを使用中でもチャットを継続。
Facebook上で友達でなくても、携帯電話の連絡先にメッセージを送信。
位置情報をシェアして近くにいる友達とやり取り。
ボイスメッセージを録音。
相手がメッセージを開封したかを確認可能。
Messengerを利用している友達やFacebookでオンラインの友達をチェック。
ログインを維持して、メッセージを見逃さずにチェック。
仕事中や就寝中、休憩したい時にお知らせをオフにできます。


Facebookメッセンジャーが便利な点は、メインであるFacebookアプリを開かなくても、メッセージだけすぐに利用できるということ。そして、最近加わった通話機能での無料通話。電話番号やメールアドレスを知らない友達がいても、とりあえずFacebookのアドレスだけ知っていれば、メッセージを送ったり、電話したりすることができる、ということです。


【補足】

メッセージアプリを利用すると、知らない人からも電話がかかってくるの?・・・という心配をしている方もいるかと思います。その対策として、様々な記事が書かれていますが、一番の対策は、今後知らない人からの友達申請はOKしないことをお勧めします。もし、すでに友達なら、友達リストからそっと削除しておくのも一つの手だと思います。(削除やブロックをしても相手には伝わりません)



Facebookメッセンジャーのインストール



まずはFacebookメッセンジャーをインストールしましょう。AndroidならPlayストア、iOSならApp Storeから、それぞれ『Facebookメッセンジャー』と検索します。『Facebook Messenger』と英語で表示されていますのでインストールしましょう。


以下のリンクからもそれぞれのストアに移動できます。(アプリの利用は無料ですが、ご利用の環境によりデータ通信料がかかります)

https://ja-jp.facebook.com/mobile/messenger



アプリのインストール後、Facebookのアカウントでログインをしましょう。メールアドレスもしくは電話番号、そしてパスワードを入力し、『次へ』をタップします。


※初めてFacebookを利用する場合は、先にアカウント登録を行う必要があるため、画面下部に見える『Facebookを使っていない場合』のリンク先から、アカウントの作成を行いましょう。




次に、以下のような画像が表示されますが、これは、「あなたの携帯電話に登録してある連絡先とFacebookアカウントを同期しませんか?」という意味です。

すべての連絡先(友人や仕事先の知人など)と同期され、連絡を取りやすくなる半面、Facebookへの招待メールや友達リクエストの送信など、あまり好ましくない状況も発生することもありますので、ここではスキップし『後で』を選択します。


Facebookでは、Lineのように電話番号さえわかれば相手にメッセージを送ることができます。そのため、電話番号の確認を促しています。(電話番号は自分で変更しない限り非公開設定です)

例えば、あなたの電話番号だけを知っている友達が、電話番号であなたを検索して、メッセージを送信できる、ということですね。

解説では『後で』を選択していきます。




再度、電話番号の追加を促してきますが『スキップ』します。(電話番号の追加は後から変更できます。)




最後に『次へ』を選択すると、アプリを利用開始できます。




チャット画面の使い方


それでは実際にチャット画面を見ていきましょう。アプリを開くと、友達の一覧が表示されますので、チャットを始めたい友達をタップします。一覧の中に友達がすぐに見つからない場合は、右上の検索マーク(赤丸)を利用して、友達を検索することもできます。




プロフィール画像の右下に見える各アイコンの意味ですが、青のロゴはFacebookメッセンジャーアプリをインストールして使っている人です。そして、灰色のロゴは、FacebookアプリやPCなどからFacebookを使っている人です。














こちらがチャット画面です。左側がAndoroid版、右側はiOS版ですが、利用できる機能に違いはほとんどありません。画面の下の方にあるアイコンをそれぞれタップすることで、メッセージを書いたり、スタンプを送ったりすることができます。


では、チャットのメイン機能であるアイコンを一つずつ見ていきましょう。
























メッセージの入力
一番左端の『Aa』のアイコン、もしくは入力枠をタップすると、メッセージを入力することができます。




入力枠の右側に見える小さなマーク(赤丸)をタップすると、文章の中に色々な絵のアイコンを挿入することができます。スタンプとは違った使い方ができそうです。





さらにその右側に見えるアイコンをタップすると、タブレットやスマートフォンの位置情報サービスを利用することができます。これを利用するには、あらかじめ利用しているデバイスの位置情報サービスを『オン』にしておかなければなりません。


Android設定アプリの項目内にある位置情報アクセス『Wi-Fi/モバイル時の位置情報』をオンにする。

iOS→設定プライバシー位置情報サービス『Messenger』をオンにする。




下の画像は、位置情報サービスをオンにして投稿したものです。通常、投稿したメッセージを軽くタップすると、投稿された日時のみ表示されますが、位置情報サービスをオンにして投稿すると、地図も一緒に表示されるようになります。さらに、この地図をタップすると、Googleマップなどの地図アプリが立ち上がり、詳細な位置情報を確認することもできます。





【補足】

送信したメッセージを友達が読んだのかどうか、気になるところだと思います。下の画像(右側スタンプ)のように、相手がメッセージを確認した場合、最新のメッセージの下に『○○に開封』と日時が表示されます。逆にここに何も表示されていなければ、まだ相手はメッセージを読んでいない、ということになります。各メッセージの投稿された日時など、詳細な情報を確認したい時は、メッセージやスタンプを長押しし、『詳細』から確認することができます。



インスタントカメラ機能

次に、最近追加されたばかりのインスタントカメラ機能についてです。カメラの撮影画面内のボタンをタップすると、瞬時に写真や動画を投稿できるようになりました。(2014年6月13日追記)

【写真の投稿】
カメラのアイコンをタップすると、下の方に撮影画面が表示されますので、真ん中にあるボタンをタップすると同時に写真が投稿されます。(カメラの向きを反転させるには、左端に見えるマークをタップします)


手間をかけずに写真をどんどん投稿したい、加工なしでリアルタイムの投稿をしたい場合などに役立ちそうです。※Android版ではカメラの写りが悪かったのですが、iOS版では普通に撮影できました。機種により差がありそうです。





こちらも最近加わった機能ですが、投稿した画像の右下に見えるマークをタップすると、簡単に他の友達に転送することができます。(バージョン6.0より画像の横にアイコン移動)






転送先の友達を選択すると『○○さんにこれを送信しますか?』と表示されますので、『はい』を選択すると、先ほどの画像を簡単に転送することができます。この機能を使えば「これ、いいな」と思った画像を、他の友達にもすぐにシェアすることができますね。







【動画の投稿】

以下、先日(2014年6月12日)追加された機能ですが、インスタントカメラ機能から、写真だけでなく動画も投稿できるようになりました。先ほどと同じように、インスタントカメラのボタンをタップします。※解説はiOS使用しています。






動画を投稿するには、真ん中に見える『送信』ボタンを長押します。ボタンを長押し中は動画を撮影し、離すと投稿されます。

最大15秒ほど撮影することができます。撮影を途中でキャンセルするには指をスワイプします。(指をずらすと撮影が解除されます)





動画が投稿できました。ボタンを1,2回押すだけのステップで、簡単に動画を投稿できます。




画像・動画の投稿

次に、インスタントカメラ機能を使わずに、今まで通りの方法で画像や動画を投稿する方法についてです。真ん中のアイコンをタップします。※動画に関しては、機能としてまだ新しく、現在のところiPhone(iPod Touch第4世代確認ずみ)と一部のAndroidのみ利用できるようです。(2014年6月初旬)



投稿したい画像や動画を選択し、右下のボタンをタップして投稿します。(左下に見えるカメラマークをタップすると、通常のカメラ枠を使って撮影することができます。)
※動画の場合、長押しして投稿前に内容を確認することができます。

試しに投稿してみましょう。





無事に投稿できました。画像や動画を編集した後で投稿する場合は、こちらから投稿しましょう。




【補足】
補足情報ですが、投稿した画像や動画、メッセージを長押しすると、ウィンドウが表示され、画像を保存したり、メッセージをコピーしたりすることができます。※動画は保存できません。


『詳細』を選択すると、メッセージやスタンプが投稿された日時を確認することができます。


ただし、『削除』はこちら側で行っても、相手側では消えることはありません。つまり、一度送ってしまったメッセージは、削除した後も相手には読まれてしまう、ということです。




スタンプ機能

次は、すでにおなじみかと思いますが、スタンプ機能についてです。真ん中辺りにある顔のアイコン(赤丸)をタップすると、これまでにダウンロードしてあるスタンプの一覧が表示されます。

あとは好きなスタンプをタップするだけで投稿されます。色々な表情のスタンプがありますので、タイピングしなくてもスタンプだけで会話ができてしまいます。


スタンプが表示されていない、また種類が少ないという方は、左側にある買い物カゴのアイコンをタップすると、スタンプストアに移動できます。





スタンプストアでは、右側にあるボタンを押して、好きなスタンプをダウンロードします。すでに持っているものは、チェックマークが表示されます。


スタンプはすべて無料で、種類もよく更新されていますので、時々見に来ると良いかもしれません。





【補足】
友達が送信してきたスタンプで、もし、気にいったものがあれば、わざわざスタンプストアで探さなくてもダウンロードできるようになりました。

気に入ったスタンプを長押しして表示されるメニュー内から、『パックを表示』を選択すると、ダウンロード画面に移動し、直接ダウンロードできるようになりました。※Androidではまだ確認できず、iOS(バージョン6.1.6)で表示できました。




ボイスメッセージ機能

次にボイスメッセージ機能についてです。無料通話ができるようになったので、使用頻度は減ったかもしれませんが、相手が通話できるできないにかかわらず、音声メッセージを残すことができるので、まだまだ利用価値があります。また、タイピングの必要がないのも便利なところです。

右端のマイクのアイコンをタップすると、下の方に赤い録音ボタンが表示されますので、ボタンを押しながらメッセージを録音します。ボタンを離すと自動で投稿されます。




投稿されたメッセージを聞くには、メッセージを一度タップすると再生されます。




【補足 いいね!ボタン】
一番右端に見える『いいね!』のアイコンにお気づきでしょうか。アプリのバージョン6.0より、この『いいね!』ボタンがいつでも使えるようになり、さらに『ビッグいいね!』機能が付きました。

ボタンを押している間、『いいね!』のサイズが大きくなります。サイズも3段階ほどに分かれているので、使い分けができそうです。




無料通話機能


最後に、追加されたばかりの『無料通話機能』についてご紹介します。画面右上に見える受話器のアイコンをタップすると、今チャットしている友達と通話を開始することができます。


アイコンが青の時は通話が可能になります。灰色の時は通話できない状態です。






通話中は下のような画面となります。真ん中にある受話器(青丸)を押すと通話を終了することができます。


その下に見える三つの小さなアイコンは『スピーカー』、『ミュート』『画面の切り替え』となっています。


『スピーカー』を押すと、スマートフォンを利用している方は、スピーカーを通して相手と会話できるようになります。複数で会話する時に便利です。


『ミュート』は相手にこちらからの音が聞こえないように音を消すことができます。





『画面の切り替え』を押すと、通常のメッセージ画面に切り替わります。画面上部の『タップして通話に戻る』の部分をタップすると、元の通話中の画面に戻ることができます。

【補足】

この『画面の切り替え』中は、例え通話中であっても、その他の作業を行うことができます。他のアプリを使っても通話は切断されません。これならスピーカーで会話をしながら他の作業もできますね。





下の画像は着信時の画面です。通常の電話と同じように、緑の受話器をタップすると通話を開始、赤をタップすると通話の拒否ができます。





【補足】
FacebookメッセンジャーやFacebookアプリの利用中は、いつでも友達同士で電話をかけることができます。ただし、今回試した中では、iOSはアプリの利用中でなければ電話は受けることができませんでした。逆にAndroidの場合、アプリを利用中でなくても通常の電話と同様にかかってきます。(メモリ解放系のアプリを利用してもメッセージアプリそのものが再起動し効果ありませんでした)どうしてもアプリを電話と同様の扱いをしたくない方は着信設定をバイブにしておくなどの対処が必要かと思います。





最後に・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます。 これで一通り、Facebookメッセンジャーのチャット画面の主な機能を紹介しました。新たに加わった『無料通話』により、Lineなどの他メッセージアプリとほぼ同様の使い方ができるようになりました。

Facebookアプリを開かなくても、すぐに友達と連絡の取れるメッセージアプリは本当に便利です。まだ利用していない人はぜひ一度お試しを。

そして、次回の第2弾では、Facebookメッセンジャーのチャットヘッドの設定やグループの作り方、詳細な設定画面の利用方法など、解説したいと思います。
PAGE TOP