2013年9月9日月曜日

Facebookアプリ(iPhone版)のプライバシー設定方法・まとめ















スマートフォン(以下スマホ)の利用者が急増している中、同時にFacebookアプリの利用者も増えています。

ちょっとだけ複雑なFacebookの機能、特にプライバシー関連を理解せずにバンバン投稿していると、あとで『あの投稿まずかったな~』といったことになりかねません。

公開したくないプライバシーが、実はずっと一般公開されていた、ということがないように、Facebookを始めたばかりの方は一度チェックしておいたほうが良いと思います。

今回は、iPhone用Facebookアプリの『プライバシーショートカット』、そして『
プライバシー設定』で出来ることについて、ご紹介したいと思います。

目次

・プライバシー設定の場所
【プライバシーショートカット】
1.『私のコンテンツを見ることができる人』
2.『私に連絡を取ることができる人』
3.『迷惑行為を防止する方法』

【プライバシー設定】
4.『生年月日』
5.『連絡先』
6.『友達の友達とシェアまたは公開でシェアした投稿の共有範囲を制限』
7.『メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人』
8.『他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにする』






まず、Facebookアプリのプライバシー設定がどこから行えるのかを知っておきましょう。

プライバシーの設定には、簡単ですぐに設定を変更できる『プライバシーショートカット』と、通常の『プライバシー設定』があります。

まずは『プライバシーショートカット』の場所です。
ニュースフィード画面の左上部にある3本ラインのマークをタップするか、画面を右にスライドします。



















メニューがずらりと上から並んでいます。その下のほうに鍵マークのついたプライバシーショートカット(赤枠)はあります。




次に『プライバシー設定』は、その上の『アカウント設定』をクリックします。



こちらに『プライバシー設定』の項目があります。

ショートカットを含めた設定の変更を行うことができます。





それではまず、『プライバシーショートカット』ではどんな設定ができるのかを見ていきましょう。

ショートカットでは、プライバシー設定の中から選ばれたいくつかの項目が用意されています。簡単なプライバシー設定ならここからアクセスすることができるようになっているんですね。

ショートカットで設定できる内容は3つに分かれており、それぞれ小項目の設定ができるようになっています。

1.『私のコンテンツを見ることができる人』

1).投稿の共有範囲
2).投稿したコンテンツやタグ付けされたコンテンツの確認

2.『私に連絡を取ることができる人』
1).メッセージフィルタの設定
2).私に友達リクエストを送ることができる人

3.『迷惑行為を防止する方法』

1).ユーザーのブロック

『その他の設定』

その他の『アカウント設定』や『タグ付けの設定』など、Facebookその他の設定画面に移動します。




















1.『私のコンテンツを見ることができる人』

1).投稿の共有範囲
投稿の共有範囲では、Facebookで投稿する際の公開範囲を設定することができます。



















【補足】

Facebookアプリの共有範囲は、投稿者名のすぐ下、日付の右側に表示されています。小さいので見落としがちですが、小さなアイコンでその公開範囲を表しています。









今後の投稿の共有範囲で設定できる内容は、『公開』、『友達』、『自分のみ』、『友達リスト』などです。ここで設定した共有範囲は、次回に設定を変更するまで反映されます。

※共有範囲はもちろん投稿時にも変更することができますが、ここで設定しておけば、うっかり''公開''していた、といったことがかなり防げるのではないかと思います。


















【各項目の意味】
『公開』インターネット上で公開。Facebookユーザー以外も見ることができる。

『友達』Facebook上の友達のみに公開。
『自分のみ』自分のみ。他のユーザーは見ることができない。
『カスタム』PC版で設定可能。
参考http://susumumu.blogspot.jp/2013/09/facebook.html
『友達リスト』PC版で作成した(された)友達リスト毎に投稿することができる。



2).投稿したコンテンツやタグ付けされたコンテンツの確認
この項目では『アクティビティログ』の利用ができます。
『アクティビティログ』では、あなたが今まで投稿したものや『いいね!』したもの、検索したものなど、Facebook上での全てのアクションを確認することができます。



















『アクティビティログ』へ移動すると、最近起こしたアクションから時間系列で表示されています。

表示する内容を変更するには『フィルタ』をクリックします。



















『すべて』、『自分の投稿』、『他のユーザーによるタグ付け』などの項目をクリックすることで、アクティビティログ内に表示する内容を変更することができます。

調べたい情報だけをチェックしやすいようになっています。



















2.『私に連絡を取ることができる人』

1).メッセージフィルタの設定

『受信箱にメッセージを受け取る人』というより、『メッセージの受信方法を変更』といった方が分かりやすいかもしれません。

Facebookのメッセージは、『基本フィルタ』と『絞込みフィルタ』の二つのフィルタリング機能があり、どちらを選ぶかで、受信箱に入るメッセージのフィルタのかけ方が変わるようです。


『基本フィルタ』主に友達、知り合い、友達の友達からのメッセージを『受信箱』に。その他のユーザーからは『その他』へ保存。推奨フィルタです。

『絞込み』友達からのメッセージのみ『受信箱』に。その他のユーザーからは『その他』へ保存。※この設定では、友達以外からメッセージが届いても気付きにくい。

【補足】
基本的にどちらのフィルタを選択しても、受け取りたい人からのメッセージが『その他』へ保存されることがあり、『受信箱』だけでなく『その他』のメッセージボックスも、たまに確認する必要があります。※今のところ、『その他』に受信しているメッセージは、iPhoneアプリからは確認できませんので、SafariなどのブラウザからログインからFacebookにログインして確認するとよいと思います。





2).私に友達リクエストを送ることができる人

あなたに友達リクエストを送ることができるユーザーを、『すべてのユーザー』から『友達の友達』へ変更することができます。



















この設定で、まったく知らない誰かから無制限に友達リクエストを受けることはなくなります。

※ただし、昔の友達がFacebook上でたまたまあなたを見つけても、友達の友達の繋がりがなければ、友達リクエストを送ることができなくなりますのでご注意を。




















3.『迷惑行為を防止する方法』


1).ユーザーのブロック

ユーザーのブロックを簡単に設定できます。ブロックされたユーザーは、友達リストから削除され、あなたとチャットを開始したり、あなたのコンテンツを見ることができなくなります。※ブロックされても相手には伝わりません。

【方法】

入力枠に名前もしくはメールアドレスを入力ブロックするをタップ

【補足】

ブロックされたユーザーは、一部機能(友達リクエストやメッセージ)の一時利用停止の措置が取られる場合があるようです。(自分のアカウントにはアクセスできます)

























続いて『プライバシー設定』についてです。

『プライバシー設定』では、先ほどのショートカットを含めた、より詳細な設定をすることができます。

4.『生年月日』
5.『連絡先』
6.『友達の友達とシェアまたは公開でシェアした投稿の共有範囲を制限』
7.『メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人』
8.『他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにする』


【プライバシー設定の場所】
先ほどのショートカットの画面一番下の『その他の設定』をタップすると、下記の画面に変わりますので、『プライバシー』をタップします。(アカウント設定をタップしてもこちらの画面に移動します)



















4.『生年月日』

こちらがiPhone版Facebookアプリのプライバシー設定画面です。
先ほどショートカットで説明した項目(今後の投稿の共有範囲など)はここでは省いていきます。

『生年月日』では、アカウント作成時に登録した生年月日の共有範囲を変更できます。



















『公開』、『友達の友達』、『友達』、『自分のみ』の4つの公開範囲を選択できます。
生年月日に関しては、特に公開にする必要はないかと思います。



















5.『連絡先』

Facebookに登録してある連絡先(住所、メールアドレス、電話番号)の共有範囲を設定できます。


















『住所』、『メインのメールアドレス』、『Facebookのメールアドレス』、『追加のメールアドレス』、『携帯電話番号』などの公開範囲を設定することができます。

それぞれの項目をタップして、先ほどの『生年月日』と同様に、『公開』、『友達の友達』、『友達』、『自分のみ』から選択します。
特にビジネスなどで利用するのでなければ、あまり一般公開する必要のない情報ばかりですので、『自分のみ』で大丈夫なのではないでしょうか。



















6.『友達の友達とシェアまたは公開でシェアした投稿の共有範囲を制限』

今までに『友達の友達』または『公開』で投稿したもの、共有したコンテンツなどの共有範囲を、一度にまとめて『友達』に変更する機能です。






各記事の共有範囲を個別に変更していくのは面倒だ、という方は利用すると良いと思います。
しかしながら、今まで友達以外のユーザーも見ることが出来ていた記事やコンテンツが『友達』に変更されてしまいます。

ほとんど公開情報のないユーザーのタイムラインほど見ていてつまらないものはありませんので、新しい友達を作りたい方にはお薦めしない機能です。



















7.『メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人』

Facebookの検索は、名前以外にも『メールアドレス』や『電話番号』で他のユーザーを検索することができます。例えば、もし、あなたが会社の同僚用に使っているメールアドレスをFacebookに登録していた場合、あなたの職場の同僚は、このメールアドレスであなたを検索することができます。







この設定はまだ友達になっていないユーザーに対して有効です。
もし、会社の同僚などにFacebookで見つかりたくない場合は、設定を『友達』にしておきましょう。



















8.『他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにする』

Facebook以外の検索エンジン(Google, Bingなど)で、あなたのタイムラインが検索されなくなるように設定することができます。

FacebookはWebサイトの一つですので、タイムラインも他検索エンジンの検索対象として表示されます。(簡単に言うと、Googleであなたのタイムラインを検索することができるということです)



















設定をオフにすると、リンクが検索に表示されなくなるまでしばらく時間はかかるようですが、その間リンクをクリックしても表示はされないようです。

【方法】
白枠の『その他の検索エンジンをタイムラインにリンクさせる』をタップ『一般検索を無効にしますか?』『承認』でオフ設定



















最後に・・・

色々と面倒な設定かもしれませんが、情報漏れが気になる方は、早めにチェックして、納得のいく設定にしておきましょう。

実名制のSNSだけに、登録してある情報も個人情報が多いので、できるだけプライバシーには気を付けたいものです。
公開情報はきちんと管理しながら、Facebookを楽しみましょう。

PAGE TOP