2013年9月5日木曜日

Facebookで上司や同僚から見つからずに友達申請を防ぐ方法・まとめ
















実名登録制であるFacebookは、実社会で出会った友人だけでなく、オンライン上で出会った友達ともつながることができる素晴らしいSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。

ようやく日本でも広まってきたFacebookですが、その利用に関しての悩みも多くあるようです。

中でも日本で非常によく聞くのは、『友達とは繋がりたいけど、会社の人とは繋がりたくない』といった悩みです。

最近Facebookを始めたばかりの会社の上司や先輩、または苦手な同僚から『Facebookやってる?』と聞かれる機会はたくさんあり、どうしても友達にならなきゃいけない、断り切れない、といった方も多いようです。


職場の上司にはタイムラインを見せたくない

会社の同僚とFacebookで友達になりたくない


苦手な人から友達申請が来てしまった


今回、こういった悩みを解決する方法を、私なりに考えましたので、いくつかシェアしてみたいと思います。

目次:
その一.友達申請が来る前にブロックする 
その二.あなたに友達リクエストを送れる人の制限 
その三.自分を検索できるユーザーの制限 
その四.名前を漢字表記からローマ字表記へと変える
その五.初めから会社名などを登録しない 
その六.制限リストに加える
その七.カスタム投稿を利用する








》 知り合いかも?機能を利用してブロックする

知り合いかも機能とは、共通の友達、学歴、職歴、職場や学校などのネットワーク、そしてインポートしたメールアドレスなどの連絡先、こうしたあなたに関わる情報に基づいて作成されるものです。よくニュースフィードや友達の検索ページなどに表示されていますよね。
『知り合いかも?機能の詳細についてはこちら』

例えば、職場の同僚が、Facebook上であなたの上司とすでに友達だったりした場合、またはスマホなどの連絡先とFacebookを同期させたりしている場合、『知り合いかも?』機能に上司が表示されることがあります。
その知り合いかも?機能に表示された上司や同僚を、片端からブロックしよう、というものです。

あらかじめブロックしておくことで、上司は今後あなたのタイムラインを見たり、連絡を取ったりすることが一切できなくなります。

【方法】
知り合いかも?に表示される上司をクリック上司のタイムラインに移動カバー画像右下辺り、『メッセージ』の横のマークをクリックブロックする
















これで上司はあなたをFacebook上では見つけることはできません。
Web検索すると見つかることがありますが、例え名前をクリックしても以下のページが表示されることになります。



















》 直接ブロック

知り合いかも?機能で、ブロックしたい上司が見つからない、探すのが面倒、という場合もあると思います。
上司の名前やメールアドレスで検索して、タイムラインに直接出向き、ブロックしておくという方法があります。むしろこっちの方が手っ取り早いかもしれませんね。
『詳しいブロックの方法についてはこちら』

【方法】
検索窓で上司を検索(名前ORメールアドレス)上司のタイムラインに移動カバー画像右下辺りのマーク(下の画像)をクリックブロックする








》 その他簡単ブロック方法

名前とメールアドレスさえわかっていれば、以下の方法でも簡単にブロックできます。

【方法2】
画面上部の鍵マーク(プライバシーショートカット)をクリック迷惑行為を防止する方法ユーザー名を入力(もしくはメールアドレス)ブロックする










ブロックだけでも十分に効果があると思いますが、もしも、上司が見つからなかった場合にこちらの方法をどうぞ。
あなたに友達リクエストを送れるユーザーを制限します。
『友達リクエストを送れる人の制限方法の詳細についてはこちら』

【方法】
画面上部の鍵マーク(プライバシーショートカット)私に連絡を取ることができる人私に友達リクエストを送信できる人共有範囲を友達の友達へ変更

※ただし、設定項目が『すべてのユーザー』もしくは『友達の友達』しかないため、友達の友達に会社の同僚などがいる場合には、この方法はあまり効果がないかもしれません。



























フェイスブックに登録してあるメールアドレスや電話番号から、あなたを検索できる可能性があります。

プライバシー設定の中から、この設定を変更し、フェイスブック内で検索されにくいようにすることができます。
『自分を検索できるユーザーの管理についてはこちら』

【方法】
画面上部の右端の設定マークプライバシー設定自分を検索できるユーザーメールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人共有範囲を友達に変更
















【補足】
自分を検索できるユーザー項目内に、『他の検索エンジンが自分のタイムラインにリンクするようにしますか?』とありますが、これはFacebook外の検索エンジンで、あなたのタイムラインが検索されないようにする設定です。これをオフにすると、Facebook外での検索に引っかかりにくくなります。








ここからはやや補足的な方法の紹介です。

登録してある名前を、漢字名→ローマ字名にすると、Facebookで見つかりにくくなると言われています。
実際、私の友人にこの変更を行った人がいますが、検索されにくくなったという話です。友達検索をする際に、漢字名で検索する方が多いのでしょうか。

ただし、実名制を大切にするFacebookでは、名前の変更回数に上限があります。
『名前・ニックネームの変更方法の詳細についてはこちら』

【方法】
画面上部の右端の設定マークアカウント設定名前の項目を編集

















これはちょっと難しい方もいるかもしれませんが、初めから会社名などをFacebookに登録しないということです。
会社名や学校名などを登録していると、友達リスト(スマートリスト)が自動で作成され、知り合いかも?機能を通して、上司や会社の同僚に紹介される可能性もあります。

初めから会社名等を登録しておかなければ、同僚としてFacebookに認識されないのではないかと思います。
『でも職歴・学歴を登録する方法を知りたいという方はこちら』


















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ここから先は、ここまで紹介した方法を実践する前に、すでに上司や会社の同僚と友達になってしまっている方へのお薦めです。

もうすでに友達になってしまった場合は、あきらめるしかないのか。
いいえ、大丈夫です。ちゃんと対処方法はあります。







友達リスト(スマートリスト)の中に、『制限リスト』というものがあり、このリストに上司を加えると、上司はあなたの公開投稿または、上司をタグ付けした投稿しか見ることができなくなります。
制限リストに加えたことは、相手には伝わりません。
『制限リストの詳細についてはこちら』

(制限リストに加えた場合の例)
【共有範囲が''公開''】いつも通り投稿上司や同僚も見ることができる。
【共有範囲が''友達''】いつも通り投稿制限リストの上司や同僚はあなたの投稿を見ることができない。

※ただし例外もあり、たとえ共有範囲を''友達''として投稿しても、あなた自身が投稿に上司をタグ付けすると、タグ付けされた本人である上司は、当然その投稿を見ることができます。
他のユーザー(あなたの友達)が、あなたの投稿に上司をタグ付けしようとする場合は、あなたにお知らせが来て、タグ付けの承認が求められます。承認しなければタグ付けはされません。


【方法1・対象が一人の場合】
上司のタイムラインカバー上の『友達』にマウスオーバーする他のリストに追加→制限リスト
【方法2・対象が複数の場合】
ホーム画面左側メニュー内より『友達(もっと見る)』をクリック『制限リスト』画面右上部の『リストを管理』リストを編集左上のタブ『このリストのメンバー』を『友達』に変更対象ユーザーをクリックして終了
























投稿の共有範囲についてですが、投稿の際に、''カスタム''に設定して投稿することをお薦めします。

''カスタム''投稿を利用すると、シェアしない友達やリストを個別に選ぶことができます。いつも通り、共有範囲を''友達''として投稿しても、シェアしない相手に上司を設定していれば、上司のみシェアされなくなります。
『カスタム投稿についてはこちら』

【補足】
シェアしない相手が複数の場合は、あらかじめ友達リストを一つ作成しておき、そのリストをシェアしない相手に設定します。

【方法】
近況共有範囲を選択カスタムシェアしない相手に上司(もしくはリスト)変更を保存















カスタム投稿は、共有範囲として、対象のユーザーや友達リストを選んだり、タグ付けする友達の友達まで見れるようにするのかどうかも選択できます。
または、一部の対象者や友達リストのみ、シェアしないようにもできます。















【補足】
カスタム投稿は、通常、PC版からのみ利用できるようになっていますが、実はiPhoneなどのモバイルでも利用できるように、PC版から操作・設定しておくことができます。
詳しくは以下のリンクをご参照ください。
『モバイル用Facebookアプリからカスタム投稿をする方法』


最後に・・・

他にも役に立ちそうな設定としては、あなたがタグ付けされた投稿のタイムライン掲載の確認、そして、友達による、
あなたや上司へのタグ付けを、事前確認する方法があります。
『タグ付けの事前確認する方法についてはこちら』

他に、友達に自動で提案される『タグ付けの提案をオフ』にする方法などでしょうか。『タグ付けの提案をオフにする方法はこちら』

これらの設定で、タグ付けされるとまずい投稿を事前にチェックし、勝手にタグ付けされてしまった、という事態がなくなります。


最後に、今回の記事では、『上司に見つからないように』、『上司をブロックする方法』などと、まるで上司を親の敵のように書きましたが、全国の上司の皆様、どうか気を悪くされないでください。

若い世代がFacebookであなたを避けようとするのは、仕事とプライベートを混同しないためです。
決して嫌われているわけではないのでご安心ください。(たぶん)

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