SNSの広まりによって、写真や動画の投稿がすごく流行っていますね。
動画ではなくとも、皆さんも写真の投稿くらいはやったことがあるのではないでしょうか。
Facebookには、『Facebookカメラ』という公式のアプリがあり、こちらは写真に特化したアプリです。FacebookアプリはFacebook本来の機能を、Facebookメッセンジャーはメッセージやチャットをメインに、そして『Facebookカメラ』は写真に関してのスペシャリストというわけです。
※『Facebookカメラ』は今のところ(2013年11月8日)iOS機器のみで使用できます。Androidでは使用できません。
》 『Facebookカメラ』を使うと何が良いの?
Facebookカメラを使う利点はズバリ、''写真の投稿や閲覧が早くなる''ことです。
アプリを立ち上げると、スマートフォンで撮影した写真にアクセスでき、そのままFacebookに投稿することができます。写真の編集や複数枚での投稿も可能です。
従来のFacebookアプリと同様、ニュースフィードに友達の投稿が流れてきますが、''写真付き''の投稿のみ表示されます。
自分でよく写真を投稿したり、友達の写真をチェックすることが好きなユーザーには、ピッタリのアプリというわけです。
》 アプリのダウンロード
まずはApple Storeに移動し、アプリをダウンロードしましょう。
アプリはもちろん無料でダウンロードできます。
『アプリのダウンロード先』
》 アプリの画面構成
アプリのダウンロードが終わったら、さっそく開いてみましょう。
下の画像がアプリを立ち上げた画面になります。
自分の撮影した写真一覧をバックに、ニュースフィードが表示されています。
先ほども説明しましたが、『Facebookカメラ』でのフィードは、画像付きの投稿のみ表示されています。
フィード上部にある『友達』、『あなた』、『お知らせ』をそれぞれタップすることで、項目ごとに表示させることができます。
『友達』の項目では、友達の最新投稿が、画像も大きく表示されています。
『あなた』の項目では、あなたが投稿した写真やアルバムが表示されています。
『お知らせ』では、普段、お知らせを受け取っている友達やアプリのお知らせが表示されています。こちらも画像付きの投稿のみですが、画像は右側にサムネイルのみ表示されています。
【用語解説】
『サムネイル(thumbnail)』とは画像や文書などのファイルを開いたときのイメージを小さくした表示したもののことです。イメージ画像が大きすぎると読み込みに時間がかかります。そこでサムネイルでだいたいどういうイメージなのかを小さく表示しておくわけです。
さらに、ニュースフィードそのものを下にスライドさせると・・・
この画面から写真を選択して編集したり、チェックマークを入れて投稿したりすることができます。
左下のホームマーク(赤枠)をタップすると、再度フィードを表示させることができます。
》 写真を撮る
アプリの画面から、そのまま写真の撮影に移ることができます。
左上のカメラマークをタップします。
真ん中のカメラボタンを押すと写真を撮影します。
撮影した写真が、右下の枠内に表示されますので、タップすると写真を加工・投稿する画面に移動します。(もしくは左下のマークをタップして、先ほどの写真一覧から加工したい写真を選択します)
》 写真を加工する
▼トリミング
写真の加工・投稿の画面です。こちらでは、写真の簡単な編集を行うことができます。編集方法を見ていきましょう。
まず、下の赤枠のアイコンでは、写真のトリミング(切り取り)ができます。
アイコンをタップします。
トリミングの画面です。ここでは、白枠のコーナーをそれぞれ指で移動させ、自分のお好みのサイズで写真を切り取ることができます。
下に見えるアイコン(赤枠)をタップすると、写真の向きを左へ90度、変更することもできます。
アイコンをタップしてみます。
【用語解説】
『トリミング(Trimming)』とは、写真や画像などを好きなサイズに切り取る機能です。例えば、下の写真なら、イスのシート部分だけをクローズアップして、足の部分を切り取ることだってできます。もともと英語の『trim』は『短く刈って整える』とか、『バランスを取る』とかの意味があります。
写真の向きが左に90度変わりました。アイコンをタップする毎に、90度ずつ変更されます。
写真の編集を元に戻したいときは、左下の×マークをタップすると、編集前に戻ります。
なお、右上のマーク(赤丸)をタップすると、写真ではなく、白いトリミング枠の向きを90度ずつ変更できます。
『トリミングってちょっと難しい・・』という方は、規定のトリミング枠を利用することができます。
下のアイコン(赤枠)をタップすると、正方形や3×2などの、あらかじめ決まったサイズを利用することができます。
『フリー』は自分のお好み、『元の写真』は元のサイズ、正方形、3×2、5×4、16×9、16×10のサイズから、好きなものを選択することができます。
▼画像に明暗をつける
真ん中にある太陽のアイコンですが、こちらは2012年にアプリが発表されたときには付いていなかった機能ですね。
アイコンをタップして『オン』と『オフ』を切り替えることで、画像の明暗をはっきりさせることができます。光と影部分のコントラストがより強くなります。
▼フィルター機能
右端のペンライトのようなアイコン(赤枠)をタップすると、画像にフィルターをかけることができます。元の画像をモノクロにしたり、レトロ調にしたりできる機能ですね。
Facebookカメラでは、『通常』を除いて14種類のフィルターが用意されています。どれもフィルターの''効き''は軽めですので、わりと使いやすいのかなと思います。
下の画像は『クリーム』を選択中です。やや淡い感じで仕上がっていますね。
》 タグ付け
写真の編集画面から直接、タグ付けをすることができます。画面内をタップすると、タグ付けしたいユーザーの名前を入力することができます。(もしくは友達の一覧から選択)
タグ付けが完了しました。タグ付けを外したい場合は、表示されている名前をタップすると、×マークが表示され、タグ付けを外すことができます。
名前の右側に表示される×マークをタップするとタグ付けは外れます。
》 写真の投稿
写真の投稿方法は、一枚ずつの投稿、そして複数枚を同時に投稿することができます。写真にはそれぞれ、タグ付けしたり、コメントを付けたりすることができます。
▼一枚ずつ投稿
編集が済んだら、一番右下のアイコン(赤枠)をタップします。
投稿画面です。画像の上の部分をタップして、コメントを入力することができます。
投稿の共有範囲ですが、右下の地球アイコンをタップして公開範囲を選択できます。
通常の投稿と同じように、各友達リストへの投稿もできます。
真ん中にある3つの機能は、Facebookアプリと同様の機能ですので簡単に説明しておきます。
①投稿に、一緒にいる友達をタグ付けすることができます。
タップすると現れる一覧から友達を選択します。
②位置情報を追加することができます。
基本的に近辺のスポットが一覧表示されます。一覧に無い場合は、検索窓に入力して追加することもできます。
※位置情報を追加するには、あらかじめiPhoneの位置情報サービスを『オン』にしておく必要があります。(設定→プライバシー→位置情報サービス→カメラ・→『オン』)
③写真をアルバムへ投稿することができます。
既存のアルバムが一覧表示されますので、写真を追加したいアルバムを選択して投稿するだけです。新規アルバムを作成して投稿することもできます。
▼複数の写真を投稿
複数の写真をまとめて投稿することもできます。
まず、写真の一覧から、投稿したい写真を選びます。
各写真の右上に見えるチェックマークにタップすると『選択中』、もう一度チェックマークをタップすると選択から外れます。
選択中の写真は、右下のボタン上に現在選択している写真の枚数が表示されます。
コメントやタグ付け、写真の編集など準備が整ったら、右上の投稿ボタンから投稿します。
最後に・・・
Facebookメッセンジャーやページマネージャーなどの、Facebookの他アプリと同様に、Facebookカメラも『写真』という一つのことを取り扱うためのアプリです。
写真の撮影から編集、投稿、そして他ユーザーの投稿写真の閲覧まで、写真に関わることはこのアプリ一つで済みます。
文字だけの投稿よりも、写真付きで投稿した方が、友達も興味をそそられると思います。
これを機会に、あなたもFacebookカメラデビューしてみては?